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お知らせ。

旅行記の途中ですが、お知らせが。

8年間とちょっと、海外をうろうろしていましたが、とうとう「いい加減日本に帰ってこい」と命令されてしまいました。
というわけで、9月末に帰国予定です。

新居は神奈川県です。

で、ブログのタイトルも、どうしようかなーとも思ったのですが、またどうせ数年経てば海外生活だし、しばらくはこのままでいいかー、と思っております。

どうぞよろしく。

 
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投稿者: : 2011年8月20日 投稿先 未分類

 

クルーズ1日目。

とまぁ、いろいろ心配を抱えていざクルーズへ。

ガルベストン港から出ます。4時出港ですが、チェックインは12時半から2時半の間。早めに行ってもご飯も船で食べられるというので、じゃぁ昼ご飯は船で食べますか。

いろいろ調べて、ターミナルの目の前の駐車場に止めることに。Park N Cruiseという、屋根付きのクローズ(ちゃんと壁もある)駐車場です。ガルベストン港の周りや、勿論中にも駐車場はありますが、レビューを見ると、ここが一番便利。で、安い。ガルベストン港内に止めるよりもいい。

で、1時半に到着。
ターミナルに横付けして荷物を下ろします。
前日までに、FunPassでチェックインを済ませると、ボーディングパスや旅程表、荷物タグがプリントアウトできます。
その部屋番号付き荷物タグに名前を記入した荷物(飛行機と同じで各50ポンド2個まで)を降ろすと、すかさずポーターがやってきて荷物を預かってくれます。荷物はそのままセキュリティチェックをうけて部屋まで運ばれます。
オットは、車を目の前の駐車場に止めに行き、10分くらいで戻ってきました。
荷物も預けて身軽になった我々はさっさとチェックインしようー。

と思うと大行列。うひゃぁー。
まぁ、3000人くらいゲストがいるというので、飛行機どころのさわぎじゃないですな。カウンターもフル回転。結局1時間くらいかかり、乗る前にぱちりと記念撮影をさせられる。
あ、心配していたチェックインですが、拍子抜けするくらいあっさりと。パスポートのVisaを確認したくらいでした。なーんだよー。

気づくと、結構コーラやらビールやらの大きな箱を担いでいる人を見かける。一人あたり(大きさは関係ないらしい)12本のソーダを持ち込むことができるらしい。クルーズに乗るならソーダ代くらいケチるなよ、とも思うのだけど。←あとで、うちもやれば良かったなぁ、とは思いました、はい。

いよいよ乗船!

乗り口は7階から。船は11階建てプラス展望です。
乗り込むと、いきなり7階から最上階まで吹き抜けのアトリウム。写真は昼間取ったモノですが、夜になるとまた違った雰囲気で素敵。ゲストサービスやらピアノバーやらある、一番の中心部です。絵画が飾ってある廊下もあります。
今回の我々の部屋もこの階の前方。
寝るだけだとは思いながらも、ちょっと奮発して窓側の部屋にしました。バルコニー付きは、お財布と相談した結果、それはちょっと・・・だというので、今回はパス。いつかはバルコニー付きがいいなぁ。

お部屋は写真を撮っていないのですが、2部屋とり、詩子はばあばと同じ部屋。詩子の部屋は、3人まで泊まれる部屋で、壁にもベッドが収納されています。

トイレとシャワーがついていますが、冷蔵庫やドライヤーはありません。氷は毎日新しいのを入れてくれるし、24時間バーやらは開いているので、冷蔵庫は別にいらないかな。ウチは、祐莉子の赤ちゃんジュースがあるので、あるに超したことはなかったけれど。
前もって頼んでいたにもかかわらず、当たり前のようにベビーベッドが入っていなかったので、頼んですぐに持ってきてもらうことに。

そうしているウチに、3時半になると、必ず全員参加しなければならないというオリエンテーションが始まりました。国際法で全旅客の参加が決められているらしいのですが、要は、救命具の付け方と、緊急時の救命小型ボート(ったって150人も乗れる)のあるデッキまでの移動の確認です。
客室の場所ごとに、マスターステーションという集合場所が決まっているのですが、我々のは夜になるとショーをやる劇場。そこで、救命具の付け方のデモンストレーションを見た後、救命ボートのあるデッキへと移動。乗客全員がデッキに上がったことが確認されると、ぼぉぉぉぉぉ~と、いよいよ出航です!!

が、実は、出航したことにしばらく気づかず。あまりに静かなのにびっくり。対岸の景色が動き出して初めて、うぉぉー、動いてるぜー!
そのまま、1日目は船の探検をすることにしました。

最上部には、パターゴルフ場があったり、ジョギング・トラックがあったり、スポーツのフロアになっています。そういえば、卓球台もある。
プールは、このカーニバルラインのウリらしく、大きな滑り台が3つも。ジャクジーもあって、美容院やエステサロンもあります。
レストランも大きなフルサービスのが2カ所と、24時間何かしら提供しているバッフェのカフェテリア、プールサイドのカフェテリア、バーは至る所にあり、カフェもあるし、カジノや寿司バーまであります。勿論、ショップもいろいろ。デューティーフリーなので、ジュエリーやら時計を置いている高級志向の店もあり、水着や日焼け止めやお土産を売っている店、キャンディショップなどなど。まさしく動く巨大ホテルです。
細かいところは、また追々と。

 

レストランは、前もって、Early Dining か Late Dining かを申し込みます。あとは、自分の好きな時間にレストランに行くYour Time ってのもあります。我々は早い時間を申し込んだのですが、申し込みが遅かったのか(先着順)Lateに回されてしまっていました。また、ウチのように2部屋申し込んだ場合には、前もって同じテーブルを用意してくれるように申し込

んでおかないと、別のテーブルにされてしまう恐れもあり、一度決まったらテーブルは動かしてはもらえませんので要注意です。
フルサービスのレストランで食事を取る必要は必ずしもなく、自分の都合で簡単にカフェテリアなどで済ませることもできます。
それぞれ数種類から選べる前菜とメインディッシュ、デザートで内容も日替わりですが、量は軽め。クルーズ中はあっちこっちでついつまんでしまうので、このくらいの量でオッケー。

あ、そうそう。クルーズ、オールインクルーシブなのです。つまり、いちいち食べ物にお金を払う必要がなく、食べ物はぜーんぶ料金に込み。なので、値段が高いかなと思っても、食費を考えると、意外とリーズナブル。ただし、アルコールや、缶入りソーダは別料金。
これもソーダプログラムというのがあって、一日6ドルで、クルーズ2日までに買うことができます。ただ、よくよく考えると、普通に買うと1缶2ドルで3缶飲まないと元が取れないし、我々はそんなにコーラとか飲まない。アイスティーとかはもともと無料だし、お酒は別料金だし、これは必要なかった。オットと私だけ買ってしまったので、一日2回は頑張って飲んだけど。

ついでに言うと、ルームキーはカードタイプなのですが、これですべてを管理しています。寄港地の船の乗り降りもこれで管理しているし、船内でのすべてのお買い物もこのカードで済ませます。あらかじめ、クレジットカードや銀行の口座を伝えておいて、そこから引き落としてもらうスタイル。船内では現金は全く要りません。チップだって、部屋の枕元に置くチップも、レストランのウェイターに払うのも、併せて一日10ドルで計算されています。ソーダのプログラムは、このカードにシールをぺたっと貼ってくれます。
子供を預けるプログラムも、子供用のカードを使います。祐莉子だって持っています。

あぁ、長かった。つづく。

船の写真は、メキシコ寄港時のものです。

 
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投稿者: : 2011年8月20日 投稿先 旅行, 未分類

 

ダラス旅行。

今年の夏は、我々が帰れなかった代わりに、ダンニャ母に遊びに来てもらいました。到着して早速の週末に行ったのは、ダラス周辺。

金曜日夜、職場にダンニャを迎えに行き、そのまま45号線を北上。その日は、ヒューストンから2時間半ほど行ったところに泊まり、翌朝、グレープバインへ。この町、2度目ですが、Grapevineというだけあって、ワインの生産が盛ん。ワイナリーも何カ所かあります。元々は,綿花栽培が盛んで、で、石油ラッシュの際に、うちもうちも!と勇んで穴を掘ったけど、空穴だったという歴史もあり。でも、近くの街には小さな油田もあるのよ。
そこで、ワインの試飲をやり(私は運転手なのでパス)、かるーく酔っ払ったところで、町中の青空市場を冷やかして歩いたりしている間に、電車の姿が。この電車、グレープバインを1時ちょうどに出て、フォートワースまで一日1回の往復運転をしています。
ここでダンニャに提案。
どうだろう、私と祐莉子は車で行くから、あなた方3人は電車でフォートワースに行って、あっちで合流しません?
が、うーん、いいよー、べつにー。と言われ。

結局、みんなで車で40分ほどのところにあるフォートワース・ストックヤードに向かう。ここで3時半発の、トリニティ・リバー・ラインというのに乗ることに。同じ電車です。この電車(じゃなくて、ここまで気づかなかったが、あれは汽車なのか)、グレープバイン→フォートワース→トリニティ・リバー・ライン→フォートワース→グレープバインというふうに使われています。
トリニティは、30分掛けて停車場まで行き、折り返して戻ってくるちおう1時間ほどの往復のみのライン。ちょっと電車に乗りたいという人向け。時期によって、トーマス電車が走っていたり、ワイン列車になったりするらしい。
ランチを、前と同じ「H3」というお店にして、ハハと詩子は私のお勧めのBBQを食す。私は今回はラム足のシチュー。これもうまし。でも、BBQのほうがテキサスらしいね。

今回は、夏真っ盛りなので、クーラー付きの1等席にしてみました。座ってると、安っぽいテンガロン・ハットを投げてくる。みんなもらってるワケじゃないし、前にはこんなのなかったし。そうか、勝手に置いていって「要る奴は買えや」的な、韓国の地下鉄スタイルなのねー。←実は、子供にくれるサービスだったらしい。ってなわけで、ウチには詩と祐莉の2個あります。

  

夜は、前にも行ったダラスの有名日本料理店「貞亭」に行くつもりで、予約電話をかけると、当日の予約は6時までと言われてしまい、席の埋まり具合を聞くと、7時の段階でぎっしりらしい。うーむ・・・。てなわけで、姉妹店の「貞庵」という、2年くらい前にできたおそば屋さんに行くことに。電話を掛けると、ぎりぎり5人ならなんとか・・・と言われて、早速ゴー。結構なおされおソバ屋じゃないのさー。しかも高級店につきものの、バレット・オンリーの駐車場。
ダンニャの職場の同僚が「おいしいですよー」とは言っていたのですが、言うてもアメリカのソバ屋でしょうー?と思っていましたが、びっくりするくらい上質!アメリカでこのレベルが食べられるなんて。勿論、ソバに限らず、一品料理もうまーし。刺身も種類が多かったけど、なぜか九州各地の魚がラインナップ。地元の呼び名で書いてあったりしてよくわからないので、お任せ盛り合わせを作ってもらう。で、ここ、日本語のメニューもあってよかったんだけど、注文しようとすると、普通のウェイターでは勿論わからず、いちいち日本人の店長を呼んでくるので、一緒に英語メニューももらっておくことをお勧めします。

翌日は、JFKの暗殺現場&資料館に行ってきました。

 
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投稿者: : 2011年8月19日 投稿先 旅行, 未分類

 

祝!一歳!

遅ればせながらですが、先月7月13日に、無事に祐莉子は1歳を迎えることができました。
詩子に比べると、ちょっと小さめですが(だいだいあの子は生まれた時だけ標準で、あとは身長も体重も普通よりでかかった)病気もせず、すくすく育っています。歯が生えないな-、とも思っていたのですが、一歳を過ぎて1週間目、一気に4本生えてきました。どうやら忙しい性格のようです。
今は、遊びといういたずらなのか、いたずらという遊びなのか、とにかく毎日ご機嫌で、親と詩子が後ろから片付けて回っています。

 
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投稿者: : 2011年8月17日 投稿先 未分類

 

ケーキ。

詩子の現地校のサマースクールも、6月末に終わってしまい、ずーっと家にいます。
もともと一時帰国の予定だったから、今年はサマースクールには申し込んでおらず、いいのはすぐに埋まってしまうので、困っています。クッキングスクールとかもあるんだけど、えぇー、いやだぁ。と言われてしまいました。

でも、家で作るのはやりたいみたい。

んじゃ、とーちゃんのお誕生ケーキでも作りますか?
当日は、忙しくて作れなかったので、ぶうぶう文句を言っていたのを思いだし、数日後に急きょ作ることに。

ということで、私が粉は何グラムだ、砂糖は何グラム、卵は何個、というと、それを測ったり、卵を割ったり。
難しいかきまぜや、平らに伸ばす作業はやりましたが、半分くらいは詩子の仕事。飾り付けも詩子担当です。ミントの葉とか買ってくりゃよかったねぇ。急な思い付きで作ったから、イチゴしかなかったねぇ、と言いわけしながらも、おとうちゃんは、大喜びでした。

 
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投稿者: : 2011年7月11日 投稿先 お菓子・パン, 詩子作品, 未分類

 

サンキューカード。

お食事に、自分がゲストで呼ばれたりした時、お礼状を差し上げることがあります。反対に、お呼びしたときには、頂くことも。

まぁ、特にアメリカはカード文化なので、スーパーやらドラッグストアなんかにも結構売っています。
スイスにいた頃には、高いばかりであまり気の利いたものはなく、イランはそもそもいいカードを手に入れることが難しい。

てんで、いつもの「作っちゃえ」で、この8年、カードは自作しています。

詩子のお友達のお誕生日会なんかは、ポップアップのカードを作りますが(最近は詩子が自作しています)、お礼状は、基本このスタイル。

季節によって違うお花の柄を切り抜いて、中には、結婚式の招待状なんかでよくある、透ける硬質の紙を挟んでいます。色違いのカードを貼り付けたり、いろいろ試したのですが、今はこのスタイル。

暇のあるときに、何枚か作って在庫をためておくのですが、ここ数年はなかなか在庫を作れず、必要になった度に作っています。
レパートリーは、バースディ・カードを除くと、12ヶ月分の花プラス、サンタさんとかそういうお祭り系ですが、今、手元にあるのは、さっき作ったこれくらいです。
5月なので、アヤメにしました。

 
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投稿者: : 2011年5月11日 投稿先 趣味, 未分類

 

おふたり。

最近頼まれて書いた、ヒューストンで出されている、とある冊子に二人の写真も載せました。
よく撮れたと思うので、こっちにも載せちゃいます。

 
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投稿者: : 2011年5月6日 投稿先 未分類

 

プールデビュー。

ここヒューストンは、既に夏。30度超えも珍しくありません。

ヒューストンの集合住宅には大概プールがあって、うちのタウンハウスも勿論ついているわけです。あ、タウンハウスってのは、団地というか、一軒家(うちの場合は、1階がガレージになっている3階建て)が、ゲートで仕切られた中につまっている集合住宅です。許可のない人間は入ってこられない造りになっていて、うちのタウンハウスには200軒くらいの家があります。
タウンハウスの中央部には、マネジメント・オフィスがあり、パソコン、コピー機、FAX、新聞などが置いてあるビジネスセンター、10人規模の会議室、いつでも好きなときにカプセル式でコーヒーの入れられるカウンター、30人規模のパーティールーム、どう使うのかちょっとわからない器具の置いてあるフィットネスジムなんかもあります。
で、その向かいには、リゾートチックなプールもあって、気の早い人は、2月の末から入っていたりも。さすがに2月末には泳ぐ気にはなりませんが、3月になると、ぼちぼちプールサイドも賑やかになってきます。プールサイドで、バーベキューをやる人もいます。
もちろん、うちのタウンハウスだけではなく、どこのタウンハウス、アパートメントにも、大抵の場合、同じようなサービスがあります。

詩子も、ご多分に漏れず、プール大好き。でも、ご承知のように骨折してしまったので、みんながわあわあやっている間も泳げませんでした。
で、ギプスも外れたので、泳ぐ!と。着脱の簡単なブーツは履いていますが、まぁ、リハビリにもなるし、というので、プールにやってきました。

祐莉子は勿論、プールは初めて。プールデビューです。

日差しが強いので、夕方5時過ぎてから行きました。
初日は、くるぶしまでの浅いところで、私が支えてちゃぷちゃぷ。
2回目の日は、赤ちゃん用の浮き輪に乗せました。

 

まだ赤ちゃんには水が冷たいような気がするので、しばらくしたら上げて、体が温まったらまた入れて、としていましたが、大喜びできゃあきゃあ大騒ぎ。
やっぱり赤ちゃんもプールって好きなんだなぁ。

 
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投稿者: : 2011年4月25日 投稿先 未分類

 

詩子、骨折する。

2月末の金曜日のことです。

現地校では、時々ファンド・レイジングとして、ローラースケート場やらプールやらで、入場料の一部を学校の収入にするというイベントが行われます。去年の担任までは、適当で、その当日や終わった後に案内を持って帰っていたのですが、今年の担任はちゃんとしているので、前日に持って帰りました。

で、人生初のスケートに行くことに。

別段、学校を挙げてというイベントではないので、行ってみないと詩子の友人がいるかどうかわからなかったのですが、偶然、日本人の男の子のお友達を発見。でも、彼は相当上手。
詩子は、基本、手すりわき。
私は併設されたカフェスペースで祐莉子と遊んでいると、「補助具があれば、うまく滑れると思うから、借りてくれ」と。
ええー、もう2時間以上いるんですけど。帰ろうようー。

仕方なく、15分だけという期限付きで5ドルで2時間借りられる補助具をレンタル。
やったーという感じで、手すりから離れて、数分後。
「おかーさーん・・・」

ふと見ると、転んでいる。どーしたん、アンタ。

お友達が見ていたらしく、どうやら補助具を巻き込んで転んだらしい。
立てない、座れない、というのを、お友達のお母さんやスケート場のスタッフに手伝ってもらって、何とかスケート靴を脱がす。
うーん、まさか折れているとは思わないが、やばそうだ・・・。

すでに6時半を回っていて、普通の病院は終わっているし。どーする。
Consentraという、予約の要らない、救急料金のかからない病院があるのを思い出して、そこに連れて行くことに。ここは夜9時までやっている。
友人も病院までついてきてくれて、ダンニャが駆けつけてるまで一緒にいてくれて、助かりました。

で、レントゲンを撮ると、きれいにヒビが入っている・・・。ありゃぁぁぁぁぁぁ。
あの時、「いいから、帰るよっ!」と連れて帰っておけば、と後悔しても後の祭り。
Dr.「骨折の経験は?」
私「初めてです」
Dr.「そうかぁ。じゃぁ、スタートだね-。」
私「冗談じゃない、ラストだ!」
そういうアメリカンジョークはホント要らない。

とりあえずの応急ギプスをつけてもらって、260ドル払って松葉杖で帰宅。

熱が出るかもしれないと心配して、一緒に寝ることにしたのだけど、夜中の1時頃、痛い痛いと言い出す。
骨折って、後から痛みが出るって、ホントだったんだ!
で、買っておいた痛み止めを飲ませるけど、全く効く様子がない。詩子には珍しく、ぼろぼろ涙を流すので、慌ててこんどは救急病院へ。救急って、いくらかかるんだよ-、と怖いけれども、夜中に高速道路で連れて行くことに。祐莉子はパパとお留守番。起きるなよ。

救急病院は、さほど混んでいる様子もないのに、待たされる待たされる。2時間近く待ったところで、やっと詩子の番。すでに3時で、眠くてしかたないけれど、痛くてうとうともできないらしい。ずーっと、ぐちぐち文句を言っている。
Consentraでもらってきた骨折の写真を見せると、「痛み止め持ってないの?」と。
ファーマシーで買ったのを飲ませたけど、効かないというと、骨折の痛みは普通の薬だと痛みの種類が違うから効かないよ、と。
「Consentraでもらってないのか」と、ドクターにもナースにも何度も確認される。どうやら、あのドクターが出し忘れたらしい・・・(怒)。そりゃね、気づかなかったこっちも悪いかもしれないけれど、骨折なんてしたことないし、あの時は痛がってなかったから、気づかなかったのよ。医者なら気づくべきでしょう、っていうか、それが仕事だろう-!

とりあえず、急いで痛み止めをください、と言うと、飲み薬と注射を持ってくる。
薬の説明をしてくれるんだけど、「注射の中身はモルフィンよ」と。
・・・は?もう一回言って?
「だから、モルフィン」
・・・え、ちょっと待って、モルフィンって、モルヒネっ!?
いやいやいやいや、そんな簡単に出しちゃうものなの?
「心配なら、打たなくてもいいわよ。飲み薬もあるし」
すると、詩子は注射は大の苦手なので、それなら痛い方を選ぶという。
結局、飲み薬と、朝になってからファーマシーで出してもらう痛み止めの処方箋をもらって、4時に帰宅の途へ。
このとき払ったのが300ドル。覚悟していたほどではなかったことにほっとする。←これは大いなる勘違いであったことが後から知らされる。

祐莉子はお利口さんに寝ていたらしい。
土曜日の補習校にどうしても行かなければならない用事があったので、2時間だけ寝て、今度は補習校へ。

土・日を家でおとなしく過ごし、翌週。
間の悪いことにダンニャの日本出張とかもあって、詩子の風呂の介助もいるし、祐莉子もその間泣き叫ぶし、初めの1週間は、ほんとくたくたでした。
足を下に下ろすのも痛がるので、学校は数日休ませることに。
月曜日に病院に連れて行きました。
そこで、ちゃんとしたギプスをしてもらいました。最近のギプスってのは、3分でできちゃいます。キャストと呼ばれる、編み目ロール状のもの、堅いガーゼみたいなのを水に浸して、患部に巻きつけて3分待てば、あら不思議。色もこの病院には9色あって、詩子はグリーンをチョイス。


ここでも、痛み止めをもらったんだけど、またもやモルヒネを持ってくる。子供用だから心配ないわよ、と言うのですが、アメリカって、ホントに簡単に出してくるなぁ・・・。でも、今回も注射だったので、使いませんでした。
先生は、松葉杖は初めは怖いかもしれないけれど、使った方がバランスも失わないし、治りも早くていいよ、というのですが、ダンニャも出張でいないし、祐莉子もいるし、どうしても車椅子がいる。先生にそう言うと、じゃぁ1週間だけね、と。車椅子って、病院で貸してくれるのかと思ったら、さにあらず。自分で、電話帳を見てさがすんだよ、とのこと。え、マジですか。そうしたら、デリバリーしてくれるから、って。えええー、超面倒。

家に帰ってネットで調べると、意外と近くで借りられることが判明。先生には1週間と言われたが、一応2週間借りることに。2週間で150ドル(デポジット200ドルが別に必要)。

毎日、ダンニャが詩子をクラスルームまで荷物を持って送り、毎日、私が学校まで迎えに行き、という日々が先週金曜までで7週間続きました。
4週間でギプスもとれ、リハビリのブーツを穿いて3週間。やっと完治です。とはいえ、まだ筋肉が衰えたままなので、先生からブーツは要らないと言われても、本人は外すのが怖いらしい。リハビリのブーツは、グラデュエーターみたいで、友達にはクールだ!と評判らしい。どっちでもええー。

で、その間、請求書が2通届く。
あれ?払ったよな?

いいえ、違ったのです、払っていなかったのです、ごく一部しか。
深夜に行った救急病院、300ドルというのは仮のお値段。後から、追加の365ドルと704ドル。初めの300ドルプラス365ドルは、病院に払うお金(うち薬代4.6ドル)、700ドルはドクターに払うお金っ!!!
2時間も待たされた上に、4.6ドルの痛み止めをもらっただけで、1369ドル!!アホかっ!呆れてしまうが、これは払うしかなく。だいたい、一番初めに行ったConsentraがちゃんと痛み止めを出してくれていさえすれば、払わなくてすんだお金のはず。
・・・全く。

で、やっと一昨日の土曜日、初めてブーツも外して補習校へ。
7週間、大変だったけど、無事に治って良かった。前日金曜日には、今年初のプールにも行きました。
来週からは、朝も駐車場でドロップできるし、スクールバスで帰ってきてくれるから、負担もなくなる。長かったぁ・・・。

補習校の後、ダンニャと詩子は公園へサイクリング。
祐莉子もお昼寝を初めて、やれやれ、と一息つく私へ電話が。

「詩子が自転車で転んでもう帰りたいっていうから車で迎えに来て」と。

慌てて迎えに行くと、足の甲と腕が痛いと。
え゛え゛え゛ー。
とりあえず連れて帰って、晩ご飯を食べていると、また痛い、病院に行きたいと言い出す。

またか、まじですか。

Consentraは、前回えらい目に遭ったので、最近見つけた、整形外科が併設してる24時間/7日間のエマージェンシールームに連れて行くことに。また夜ですよ。夜8時。
腕も痛いような気がするというので、それも言う(ホントは、「気がする」程度なら、レントゲン代もバカにならないから撮って欲しくない)と、なぜか完治したスネも撮るし、ホントに必要なの?というくらいパシャパシャ撮る。ええええー。
幸い折れてはいないらしいけれど、先生も専門ではないので、また月曜日に専門医に行けと。で、また痛み止めをもらって1000ドル。

2月末から、私の歯医者や持病(つったって、たいしたことはない)の病院も含めて、すでに医療費が6000ドルを超えてしまいました(先週だけで2000ドル)。
ほんと、いい加減にして欲しい。
この分では、来月に控えるヒップホップのパフォーマンスは出られそうにありません。衣装代も出演料もとっくに払い済みなのになぁ。

 
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投稿者: : 2011年4月19日 投稿先 未分類

 

頑張ろう、日本!!

地震後、原発の問題もあり、なかなか落ち着くことができません。

普段は、海外では生中継のニュースをみることは、基本的にはできませんが、緊急時ということで、Ustreamで、日本と同じ状況でNHKや一部の民放の放送を見ることができます。今週は、詩子の学校もスプリング・ブレイクでお休みなので、家にいる時間が多く、その間、ずっとテレビを見ています。

夜中も、何度も目が覚めて、その都度、携帯のニュースを確認してしまいます。被災地の方々に、まだ何もできないのがとてももどかしく思います。
私の親戚や直接の友人は、みんな無事でしたが、今日会った友人の叔父さまが津波でお亡くなりになったと聞き、胸を痛めています。
直接の被災地ではない首都圏に住む親戚や従兄弟たちも、停電など不便を強いられていますが、被災地に比べれば、と頑張っているようです。

今、ヒューストンでも、いろいろと義援金を集めるための運動を始めているところです。私も、そのうちのいくつかに関わらせてもらうつもりです。
動き出すまで、とりあえず、外食を控えて、その分義援金に回そうと思っているのですが、今日は、今朝から詩子と祐莉子を連れて、夕方まで出かける用事があったので、お昼を外で食べることになりました。簡単なパスタを食べたのですが、詩子も、大好きなサーモンのトッピングを我慢したり、帰りに寄ったスーパーでお菓子を買ってもらうのをやめたり、子供なりにいろいろ考えているようです。

今は、一日も早く、安心して、一日も早く、落ち着いた生活を取り戻して頂けるよう、祈るのみです。そして、力強い復興を信じています。

日本在住の人は、頑張って消費して、日本経済を支えてください。

 
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投稿者: : 2011年3月18日 投稿先 未分類